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昨日29日「村上幸史ギターリサイタル」が日本基督教団松永教会で
行われた。
村上氏は、私の高校の一年後輩で、在校中共にクラシックギタークラブを
設立した仲であり、お互いギターの道へ進んだ。
後輩といっても高校生の時代から現在に至るまで、私よりずっと上を進んでいる。
謙遜でも何でもない。
当時の音楽の担当教師でもあり、ギタークラブ設立当初の顧問もしてくださった
景山勝博先生もかけつけて下さり、懐かしいお話に花が咲いた。
私の中ではいつまでも高校時代の村上君である。
あえて村上君と呼ばせてもらおう。
村上君は、ギタリストとして素晴らしい研鑽を積んできた間にも「フォーカル・ジストニア」
という病気に苦しんでいた。
その病名に辿り着くまでに随分と長い年月がかかっているが、幸い平孝臣教授という名医の
執刀により、みごとに回復をとげた。
まだ100%の回復ではないと言うものの、3回のリサイタルを成し遂げている。
今回の演奏もギターの魅力的な音を存分に聞かせてくれた。
(私と同じ「野上三郎」作のギター使用)
私の苦手なバッハを素晴らしく演奏してくれた。
私はバッハが一番好きなのに、バッハの演奏が一番苦手なのだ。
(練習はしているが・・)www
話は尽きないのでプログラムを載せておく。
1 鍵盤楽器の為のパルティータ第1番より「プレリュード」(J.S.バッハ)
2 オンブラ・マイ・フ(G.F.ヘンデル)
3 「レクイエム」より「ピェ・イエスズ」(G.フォーレ)
4 アンダンテ・ラルゴ(F.ソル)
5 ヴァイオリン・パルティータ第3番より「シャコンヌ」(J.S.バッハ)
6 ショーロス第1番(H.ヴィラ・ロボス)
7 ブラジルの肖像(B.パウエル)
8 「禁じられた遊び」より「愛のロマンス」(スペイン民謡)
9 「スペイン組曲」より第5番「アストゥリアス」(I.アルベニス)
10 前奏曲第15番「雨だれ」(F.ショパン)
11 トロイメライ(R.シューマン)
アンコール
主よ人の望みの喜びよ(B.パウエル編)
お互い何十年も歳を取ったけれど、これから大いに
邁進して行こうではないか!!